パソコンオタクになりたい

難しいことは抜きにしてソフトからハードまでパソコンを楽しんでいます。Linuxが好きなのでLinuxの記事多めです。もっとデスクトップとしてのLinuxが普及すればいいのになと思っています。

【Flathub】Linuxアプリストア

PSエミュレータのDuckStationをインストールするときに、Flathubというものを知りました。

AndroidでいうGoogle Playみたいなものです。

 

Linuxでのアプリのインストールは、一昔前に比べてだいぶ楽になりました。

楽になったというか、GUIで完結できるものが増えてきたって感じです。

ですが、ちょっとマイナーなものになると、今でもコマンド入力でインストールする、というのが現状です。

ソースを入手してビルドしたり、debパッケージだったり…

アプリもしくはディストリビューションによって、対応がまちまちなのが、Linuxの難しさであり、楽しさでもあると思いますが、やはりめんどくさいのはめんどくさい。

特にライブラリのバージョンがなんとかかんとか言われるともう嫌になる。

諦めたアプリも数しれず…

 

Flathubは、そんな悩みを解消するために構築されたアプリストアです。

事前のFlathubの導入は必要ですし、最終的にはコマンドを使うことになりますが、統一されていて、わかりやすいです。

 

MX LinuxでのFlathubの導入

MX Linuxでは、Flathubのインストールは簡単です。

バージョン18以降なら特に何もせず、Flathubに対応しているようです。

MXパッケージインストーラを起動して、Flatpaksのタブを開いて、ポップアップに従っていけば、すぐにインストール完了です。

 

アプリのインストール

MX Linuxなら、アプリのインストールも、MXパッケージからインストールできます。

キーワードで検索してチェックしてインストール、で完了です。

 

もちろん、他のディストリビューションと同じように、コマンドでの対応もできます。

ブラウザで気に入ったアプリが見つかったら、インストールのところからインストールコマンドをコピーして、ターミナルに貼り付ければOKです。

 

インストールが完了すると、アプリのカテゴリに追加されます。

 

アプリのアンインストール

MX Linuxなら、インストール同様、アンインストールも、MXパッケージから可能です。

インストール済のアプリでフィルタして、

 

アンインストールしたいアプリにチェックをつけて、下のアンインストール(削除)をクリックでOKです。

 

 

もちろん、コマンドでもアンインストールできますが、こちらはちょっと面倒です。

まず、Flathub上のアプリケーションIDを調べます。

flatpak list

 

アプリケーションIDがわかったら、以下コマンドでアンインストールです。

flatpak uninstall アプリケーションID

例えば、さきほどインストールしたソニックのゲームであれば、以下コマンドになります。

flatpak uninstall io.github.srb2.rphys

 

まとめ

ちょろっと見ただけでも、SpotifyやBraveもあって、もっと早くに知っておけばよかったと思いました。

ていうかボンバーマンあるし。。。公式??

 

何かインストールしたいものがあったときは、まずはFlathubで探してみるといいですね。

というか、他にもAppImage、SnapといったLinuxアプリストアがあるのも知らんかったです。

まだまだLinuxユーザを名乗れないな…

 

【MX Linux】ログイン画面の背景変更

壁紙を変えたのはいいけど、壁紙が表示されるまでの間に起動画面やログイン画面が出てきてちょっとテンションが下がる。

Linuxならこの辺も変えれるのでは?と、調べ始めたのがきっかけ。

 

ログイン画面の変更

せっかくLinuxを使っているので、rootとは別に自分用の一般ユーザを作って、普段は一般ユーザで作業しています。

パスワード入力は不要ですが、自動ログインではない状態です。

なので、起動するとログイン画面で一旦止まるようになっています。

そのときのログイン画面が、MX Linuxのデフォルトの背景になっているので変えたい。

 

参考にしたのはこちらのサイト様

Fedora 22 Spins :ログイン画面を変更する なんとか ネット。

 

一通りコマンドで変えた後、いろいろいじくってたら、MX LinuxにはGUIツールがあることに気づきました。

こちらのほうが簡単です。

 

アプリケーションメニュー→アクセサリ→Light DM GTK+ Greeterの設定

 

起動すると、こんな感じで背景やアイコンの表示有無も変更できます。

 

今はこんな感じに設定しています。

ぱっと見、OS何使っているかわからなくなってきていい感じです。

 

findコマンドで見つけたファイルをrmコマンドで削除する

 

WindowsMediaPlayerで音楽を再生すると、AlbumArtという画像ファイルが生成されます。

Windowsだけを使っている分には気づかないのですが、Linuxに引っ越しすると、その存在に気づきます。

 

あっても問題はないのですが、なんか気持ち悪い。

なので削除します。

こういうときは、シェルが便利です。

 

まずは、findコマンドで目的のものだけが検索されることを確認します。

個人的なフォルダ構成として、音楽ファイルは音楽用のディレクトリに入れているので、拡張子がjpgのものはすべて削除対象とします。

find -type f -name *.jpg

 

かなり多いです。

せっかくなので、お勉強も兼ねて、何個あったのか確認してみます。

この結果をwcコマンドに送って、行数を数えます。

find -type f -name *.jpg | wc -l

 

236ファイルもありました。

 

では、findの結果が問題なければ、rmコマンドで削除します。

find -type f -name *.jpg -exec rm -f {} \;

 

スッキリしました。

 

ついでにdesktop.iniもWindowsで作成されたファイルなので消してやります。

find -type f -name *.ini -exec rm -f {} \;

 

ほんとは、xargsコマンドで削除したかったのですが、以下のエラーが出たので今回はやめました。

xargs: シングルクオートが一致しません。デフォルトでは -O オプションを指定しない限り xargs でクォートは特別な意味を持ちます

 

xargsコマンドは、またの機会に勉強したいと思います。

 

 

MX LinuxにKDiskMarkをインストールする

CrazyDiskInfoに続いて、LinuxCrystalDiskMarkのKDiskMarkをインストールしました。

CrystalDiskMark及びKDiskMarkは、各種ストレージの読み書き速度を測定してくれるベンチマークソフトです。

 

さっそく以下のサイト様を参考にコマンドを実行してみましたが、Ubuntuではないのでダメでした。。。

Windows向けストレージベンチマーク「CrystalDiskMark」にMac/Linux向けの兄弟 - やじうまの杜 - 窓の杜

 

add-apt-repositoryコマンドは、Ubuntu専用コマンドなんですかね。

 

MX Linuxでは、SynapticパッケージマネージャというアプリでPPAの追加ができるようです。

ただ、いろいろ右往左往してたら、debパッケージがあったので、パッケージを直接インストールすることにしました。

Linux初心者には、この作業も調べながらです。

 

まずは、debパッケージのダウンロード。

KDiskMarkのGitのページからdebian.debを見つけます。

Release KDiskMark 3.1.4 · JonMagon/KDiskMark · GitHub

 

クリックして保存、でもよいのですが、勉強がてらコマンドで。

wget https://github.com/JonMagon/KDiskMark/releases/download/3.1.4/kdiskmark_3.1.4-debian_amd64.deb

 

カレントディレクトリにパッケージのダウンロードができました。

 

パッケージをインストールするコマンドを実行します。

sudo dpkg -i kdiskmark_3.1.4-debian_amd64.deb

 

スクショを撮るのを忘れましたが、fio、libpolkit-qt5-1-1がないよ、というエラーが出たので、先にfioをインストールします。

とりあえずいつものaptコマンドを実行。

sudo apt install fio

依存関係が〜というエラーとともに、解決するコマンドが表示されているので、素直にそのコマンドを実行します。

 

sudo apt --fix-broken install

うまくいったっぽいので、改めて、最初に不足している、と言われたものをインストールするコマンドを実行します。

sudo apt install fio
sudo apt install libpolkit-qt5-1-1

特にエラーも出なかったので、改めてdebパッケージのインストール。

sudo dpkg -i kdiskmark_3.1.4-debian_amd64.deb

インストールが成功すると、メニュー→システムの中にKDiskMarkができています。

 

無事に起動しました!

 

Allを押してさっそく測定。

押した直後、しばらく無反応で動いているのが心配になりましたが、しばらくすると表示が変わり始めました。

 

遅い・・・

HDDなのでこんなもんか。

今回の作業は、自分で調べて、ちょっとLinuxに対する成長を感じました。

 

ちなみにWindows機のSSDの結果は以下。

WindowsのCrysataDiskMarkにはいろいろなバージョンがあるので、公式キャラクター(?)のものを入れてみました。

さすがにHDDより早いですね。

 

MX LinuxにCrazyDiskInfoをインストールする

ジャンカーの方のYoutubeを見ていると、PC入手→修理→ベンチマーク、という流れが一般的です。

Windows なら○ねベンチとかいろいろあるみたいですが、Linuxでもなんかないかな、と探していたら、ストレージチェックのCrazyDiskInfoがありました。

自分は、WindowsでもCrystalDiskInfoを入れてないので見方とかあんまりよくわからんですが、入れてみようと思います。

せっかくなので、メモを取りながら作業します。

 

参考サイト様はこちら。

【小ネタ】openSUSEで CrazyDiskInfo をインストールしてディスクの健康状態を監視 - HalNiの雑記

【Ubuntu】CrystalDiskInfoに似た「CrazyDiskInfo」を使う – 某氏の猫空

 

インストールは、GitHubからソースを入手して、自分でビルドをしないといけないらしいです。

また、その際に、2つのライブラリ(ncurses、libatasmart)を使うので、先にライブラリも入れないといけないらしいです。

 

ライブラリのインストール

自分でビルドしないと最新が入らないらしいですが、面倒なので、とりあえずinstallコマンドで入れてみます。

sudo apt install ncurses-dev

 

インストールできたっぽいので、バージョンは何が入ったんだろう、と一応確認。

6.4.4が入った感じかな?


同じように、libatasmartもインストール。

sudo apt install libatasmart-dev

 

同じようにバージョン確認。

 

CrazyDiskInfoのビルド

参考サイト様をもとに、CrazyDiskInfoのソースをGitからダウンロード。

git clone https://github.com/otakuto/CrazyDiskInfo.git

 

このコマンドを実行すると、Homeというかコマンドを実行したときのカレントディレクトリに、CrazyDiskInfoディレクトリを作って、ソースコードをダウンロードしてくれるようです。

てか、ソースコードこんな少ないんや…

 

ビルド用のフォルダを作成して、ビルドを実行します。

mkdir build
cd build
cmake ..

cmakeのところで「cmake」がない、と言われました。

インストール方法も示してくれているので、cmakeをインストールします。

 

sudo apt install cmake

再度、cmakeを実行

 

エラーは出てなさそう…かな?

よくわからんけど進みます。

make && make install

 

みんながぶちあたるエラーが出ました。

以下が間違いらしいです。

 

-ltinfo に修正

 

再度インストールコマンドを実行。

 

なんか、アクセス権限がない的なエラーが…

sudoをつけて再実行。いけたっぽい?

 

CrazyDiskInfoの起動

sudo crazyを実行すると、立ち上がりました!

意外とすんなりいけて何より。

ライブラリがaptコマンドでいけたのが大きい。

 

せっかくなので、ジャンクPCのHDDを確認します。

起動時間が1091時間。

ちょろっと調べた感じ、HDDの交換目安は10,000時間らしいので、まだまだ使えそうです。

一安心。

電源投入回数1708回に対して、起動時間が1091時間ってことは、かなりちょこちょこ使いっぽい感じ?

会社で使われてたと思ってましたが、個人で使われていたのかな?

毎日1時間使ったとして、3年弱。

まぁ、そんなもんちゃあそんなもんか。

 

ジャンクのHDDでも、こうやって使用時間を確認すれば、あとどれくらい使えそうかの目安になりますね。

ジャンクのHDD買ってきて、いろいろ調べてみたくなりました。

 

デスクトップアイコンの作成

ちょいとひと工夫ってか、知ってしまえばどうってことないですが、このままだと毎回、端末起動→コマンド入力、となって面倒なので、デスクトップにアイコンを作ってみます。

デスクトップの適当なところで右クリック→ランチャーの作成、を選択。

以下のような画面が出るので、好きなように名前など入力します。

コマンドがsudo crazyなのと、「ターミナルで実行する」にチェックを忘れずに!

 

下記のような感じでデスクトップアイコンが作成されて、クリックでCrazyDiskInfoが立ち上がるようになりました。

 

ま、一度見たらそんな頻繁に見るものではないかもですが。

よく使うコマンドは、デスクトップにアイコン化してもいいですね。