めちゃくちゃざっくりした説明ですが、スワップファイルとは、
HDDもしくはSSDの一部をメモリのように使う機能
のことです。
これだけ聞くと「スワップファイルは多ければ多いほどよい」となりそうですが、メモリとストレージでは、そもそものアクセス速度が全然違うので、スワップファイルを増やしたから、といって、PCが快適になる、というわけではありません。
じゃあ、どんなときに使うのか、というと、何か処理の大きな作業など、一時的にメモリが不足するときなどに活躍します。
例えば動画編集。
OpenShotだけなのかもしれませんが、動画の長さに比例して、書き出し時にメモリ使用量が増えていきます。
1分くらいの動画なら問題ないのですが、3分くらいの動画になると、書き出しの途中でフリーズ。
さすがにメインメモリ6GBは少ないか、と、8GBに増設してみましたがそれでもフリーズ。
動画書き出し時のメモリ状況を見たら、メインメモリを食いつぶした後に、スワップファイルを食いつぶしていることに気づきました。
LinuxのデフォルトかMX Linuxのデフォルトかはわかりませんが、スワップファイルは2GBで作ってありました。
なので、スワップファイルを大きくすれば、動画の書き出しも成功しそう、ということで、スワップファイルのサイズを大きくしました。
結果、無事に動画の書き出しも成功しました。
スワップファイルの変更の仕方は以下のサイト様を参考にしました。
上記のサイト様では、MB→GBを計算して出してくれるようにしてくれていますが、事前に計算しておいて直値をぶちこむのでもOKです。
現在の私の設定は、もともとの2GB+10GBで、合計12GBをスワップファイルとしています。
ちなみに、スワップファイルは、以下に作成されています。
(そういうコマンドを実行しているのだから当たり前だけど)
このファイルを作成するのに数分かかります。
ちなみに、3分ちょいの動画で、10GBくらいメモリを使っています。
そんなに長いのを作るつもりもないけど、10分の動画ならどうなるんだろう…